Atsignは、「Invisible RDP」を利用した新しいリモートアクセスのアプローチを発表した。セキュリティを強化するためにNoPorts技術を利用している。Remote Desktop Protocol（RDP）を標的とするサイバー脅威が増加する中、この手法はRDPサーバーを攻撃の可能性から検出不能にすることで脆弱性を排除することを目的としている。

従来のリモートアクセスはオープンなインバウンドポートに依存しており、悪意のある行為者がシステムを悪用する機会を提供していた。この欠陥は、RDPの脆弱性に関連する多くのランサムウェア事件やデータ侵害を引き起こしている。

NoPorts技術を利用することで、Atsignはインバウンドポートを完全に閉鎖する。成功した認証後にのみ安全なピアツーピア接続を確立し、保護されたRDPサーバーを無許可の探査から隠す。このアプローチは、RDPベースの攻撃で一般的に悪用される侵入点を排除する。

AtsignのCEOであるBarbara Tallent（バーバラ・タレント）氏は「持続的な脅威の状況は、リモートアクセスセキュリティへのアプローチ方法に根本的な変化を要求しています」「NoPortsはその変化を表しています。RDPサーバーのような重要なインフラストラクチャコンポーネントを見えなくすることで、サイバー犯罪者にとってこれらを地図から消すことになります。」と述べた。

AtsignのNoPorts技術はRDPを超えて拡張され、さまざまなアプリケーションの安全な接続をサポートし、デジタル相互接続性の増加に伴うデータプライバシーとセキュリティのニーズにも対応する。

Atsign introduces Invisible RDP powered by NoPorts technology