Capgeminiは、オランダにあるDelta Capita Group Limitedの子会社を買収し、ヨーロッパにおける金融犯罪コンプライアンスサービスの範囲を拡大する

Capgeminiは、Delta Capita BVとその完全子会社であるDelta Capita Academy BVの100%の株式を取得した。このオランダの子会社は、金融犯罪コンプライアンスサービスを専門としている。この取引は、CapgeminiのFCCセクターでの18ヶ月以内で2回目の買収となる。この買収により、Capgeminiはルーマニア、ポーランド、インド、イギリスでの既存の能力を補強し、ヨーロッパ全体で金融犯罪、リスク管理、規制コンプライアンスサービスの提供を強化する。契約の締結と完了は4月16日に行われた。

Delta Capita BVとその子会社は、複雑な法律および規制の枠組みに精通した200人以上のKYCアナリストおよびコンサルタントから成るチームを構成している。彼らの焦点は、顧客の身元確認(Know Your Customer)、腐敗防止、リスク管理ポリシーおよび管理フレームワークを含む。彼らのクライアントには主要な銀行、保険会社、年金ファームが含まれ、Capgeminiの既存の顧客基盤とよく合致している。

Delta Capitaの追加により、Capgeminiは金融犯罪コンプライアンスのための包括的なアドバイザリーおよび管理サービスを提供できるようになり、規制サービスおよびオランダ年金法令へのコンプライアンスに対する欧州の金融サービスクライアントのニーズに対応する。

Capgeminiの金融サービス部門のCEOでありグループ執行委員でもあるKartik Ramakrishnan（カーティック・ラマクリシュナン）氏は、「金融犯罪コンプライアンスには、急速に進化する地域の立法について深く理解していることが要求されます。この買収により、グループはKYC変革におけるグローバルなパートナーシップを確立することができます。彼らをCapgeminiに迎え入れられることを嬉しく思います。」と述べた。

Delta Capita BVのCEOであるTom Kastelein（トム・カステライン）氏は、「金融犯罪の抑制、リスク管理、および規制コンプライアンスは金融サービス業界にとってビジネス上の重要事項です。Capgeminiのグローバルな規模と金融サービスの専門知識は、私たちのチームにとって自然な適合でした。」と述べた。

Capgemini expands Financial Crime Compliance services with Delta Capita acquisition