ネットワーク
文:Tobias Mann

米Aruba社、オーケストレーションとスイッチの新製品ラインでデータセンター分野に取り組む

米Aruba社、オーケストレーションとスイッチの新製品ラインでデータセンター分野に取り組む

米Aruba Networks社が「Aruba Fabric Composer」、「CX 8360」スイッチシリーズを発売し、データセンター向けのスイッチング製品およびサポートのラインナップを大幅にアップデートしたと発表した。親会社のHewlett Packard Enterprise(HPE)社製品との統合も強化されている。

「Aruba Fabric Composer」は仮想マシン(VM)上で動くSDNコントローラで、エッジから企業データセンターに至るスイッチネットワーキングトポロジーを大規模にオーケストレーションおよび自動化するためのものだ。

「この製品はソフトウェア定義のネットワーキング自動化ツールかつオーケストレーションツールであり、ネットワークのプロビジョニングに伴う多くの煩雑さや手作業を自動化するように作られています」とBrar氏は言う。

Aruba社によると、この製品は従来手作業でコンピュート、ストレージ、ネットワーキングリソースを管理してきたIT管理者に最適だという。また、同製品は高度な拡張性を備えており、顧客はVMware社などによる既存のオーケストレーションレイヤーを活用することもできるとBrar氏は言う。

「CX 8360」スイッチシリーズ

「CX 8360」スイッチシリーズは「Aruba Fabric Composer」と同時に発売される新しいスイッチ製品ラインだが、ポート構成は12~48ポート、速度は1Gb/秒~100Gb/秒まで対応している。他のCXシリーズと同様、Aruba社のネットワークオペレーティングシステム「AOS-CX」上で動作し、ネットワーク分析エンジンを内蔵する。ただし、Brar氏によると、8360シリーズのスイッチ製品にはAruba社の自社製ASICが使用されているという。

「これらの製品にはユニークな点がいくつかあります」と氏は言う。「当社ではユニークなフォームファクタをいくつか開発しました。16ポート・25 Gb/秒のものや、12ポート・100 Gb/秒のものがあります。現代のデータセンター接続に関する新しいユーザーケースにこれらはよく適合していると考えています」

こうしたフォームファクタには、エッジ展開やコロケーション展開、ハイブリッドデータセンター向けのものがある。

Brar氏によると、最新のCXスイッチを選べば、顧客はアプリケーションに適したサイズのスイッチを導入することができるという。多くの場合、エッジ展開などの特定のアプリケーションに対して48ポートのスイッチを使用するのはスペック過剰だと補足している。

HPE社の事前構築サーバ

Aruba社のデータセンター分野におけるもう1つの取り組みでは、「SAP HANA」「Cray Shasta and ClusterStor」「Nutanix ProLiant DX」「HPE Nimble Storage」などといった特定のワークロード向けに構築されるHPE製サーバが中核となっている。こうしたラックはAruba製スイッチを備え、「Aruba Fabric Composer」との統合がされており、「HPE Greenlake」によるハイブリッドクラウド機能を備えている。

Aruba社によると、こうした事前構築データセンターラックは、企業が自社のデータセンターを素早く効率的に近代化し、SDNやハイブリッドクラウドを活用することが簡単になるように作られているという。

米Aruba社、オーケストレーションとスイッチの新製品ラインでデータセンター分野に取り組む

Tobias Mann
Tobias Mann Editor

SDxCentral の編集者。SD-WAN、SASE、半導体業界を担当している。
連絡先: tmann@sdxcentral.com

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