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文:Tobias Mann

Cisco社、AppDynamics製品を新たに5カ国に展開

Cisco社、AppDynamics製品を新たに5カ国に展開

Cisco社傘下の米AppDynamics社が、アプリケーションパフォーマンス監視プラットフォーム製品を新たに5カ国に展開する。新拠点が設立されるのは、ロンドン、香港、シンガポール、サンパウロ、南アフリカのケープタウンだ。

2017年にCisco社が37億ドル(約3990億円)で買収したAppDynamics社のSaaS(Software as a Service)プラットフォームは、アプリケーションパフォーマンスの可視性を高め、DevOpsチームが問題を顧客体験に影響を与える前に特定して修復できるようにするものだ。

AppDynamics社によると、新拠点を設立することで自社のアドレサブル市場(製品やサービスが獲得可能な最大の市場規模)が拡大するだけでなく、顧客企業がデータを自国内に収めておくことが容易になり、データ主権やデータの重要度に関する潜在的な懸念の解決にもつながるという。

この拡大には、同プラットフォームをホストするAmazon Web Services(AWS)の各地のデータセンターも一役買っている。

今回の新拠点設立により、AppDynamics社は世界9カ国に拠点を持つことになる。既存の拠点はポートランド(米オレゴン州)、フランクフルト(独)、ムンバイ(印)、シドニー(豪)にある。

シンガポールとロンドンの拠点は既にオンライン化しており、残りの拠点は7月までにオンライン化する予定だ。

 

AppDynamics製品に千の眼が加わる

今回のニュースの数週間前、Cisco社はAppDynamics製品とThousandEyes製品の緊密な統合を行ったと発表していた。その成果はCisco社が「フルスタックのオブザーバビリティ(可観測性)プラットフォーム」と呼ぶもので、SaaS、インターネット、クラウドサービスの導入を妨げる死角をなくすことを目的とした製品だ。

ThousandEyes社は昨年Cisco社が10億ドル(約1080億円)で買収した企業で、これによりAppDynamics製品の監視機能は拡張され、ネットワークの可視性を含むものになった。これにより、問題がアプリケーション内部のものであれネットワーク層のものであれ、NetOpsチームやDevOpsチームはより迅速に問題を特定・修正することができるようになったという。

https://www.sdxcentral.com/articles/news/ciscos-appdynamics-expands-to-5-new-locations/2021/04/

Tobias Mann
Tobias Mann Editor

Tobias Mann is an editor at SDxCentral covering the SD-WAN, SASE, and semiconductor industries. He can be reached at tmann@sdxcentral.com

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Tobias Mann is an editor at SDxCentral covering the SD-WAN, SASE, and semiconductor industries. He can be reached at tmann@sdxcentral.com

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