NASAのグレンリサーチセンターが、今年の夏にNASAグレン高校工学研究所を開設する。この無料プログラムは、高校生が航空宇宙分野でのキャリアの準備をすることを目的としている。

ノースイーストオハイオの高校3年生と4年生が対象で、プログラムの応募は4月11日から5月9日まで受け付けられる。

この研究所では、NASAの取り組みに触れながら、科学・技術・工学・数学の分野で将来の学業および専門職に就くために必要なキャリア準備ツールを提供する。

5日間にわたり、学生は本物のNASAのミッションに取り組み、技術専門家と協力して工学設計プロセスを理解し、現実の課題に対して実践的な工学ソリューションを開発し、次の分野でプロトタイプをテストする：
・音響減衰 – ジェットエンジンからの騒音公害をどのように減少させられるか？
・電力管理と配電 – 未来の宇宙ステーションのためにスマートな電力システムをどのように開発するか？
・月面作業のシミュレーション – 空気を使わないタイヤを発明できるか？

選ばれた学生は次のいずれかの1週間のセッションに参加する：
・セッション1: 2025年7月7日 – 11日
・セッション2: 2025年7月14日 – 18日
・セッション3: 2025年7月21日 – 25日

応募資格には、2025-2026年度の11年生または12年生であること、学校カウンセラーによる確認済みの最低3.2のGPAを維持していること、教師の推薦状を提供することが含まれる。詳細は補足申請書に記載されている。

応募するには、候補者はNASAゲートウェイの応募書類と補足申請書に必要事項を記入し5月9日までに提出する必要がある。

プログラムに関するお問い合わせは、前述の連絡先でGerald Voltz（ジェラルド・ボルツ）氏まで連絡すること。

NASAグレンに関する詳細は、公式ウェブサイトで閲覧できる。

NASA launches new engineering institute for students this summer