VMware社CEOのPat Gelsinger氏、同社を離れIntel社へ

VMware社CEOのPat Gelsinger氏が来月退職する。半導体大手Intel社で長年CEOを務め、退職が決まっているBob Swan氏に代わり、同社のCEOに就任する予定だ。経営幹部レベルのこの刷新は2月15日に行われる。
Gelsinger氏はかつてIntel社に30年間在籍し、社内の階級を登り詰めていった人物だが、今回、同社に戻る形となった。CTO(最高技術責任者)となり、同社独自の80486プロセッサアーキテクチャ、Coreプロセッサ群、Xeonプロセッサ群開発のキーパーソンとなった。
Gelsinger氏はその後EMC社(現Dell EMC社)に移り、情報インフラ製品の担当社長兼COO(最高執行責任者)を務めた。同グループの情報ストレージ、データコンピューティング、バックアップ/リカバリ、RSAセキュリティ、エンタープライズソリューションに関するエンジニアリングと運用を統括した。
Gelsinger氏は2012年にVMware社に加わり、親会社のDell Technologies社にとっての主要な収益ドライバーであり、イノベーションリーダーでもある現在の地位まで同社を導いてきた。
去っていくVMware社幹部
Gelsinger氏が退職すれば、ここ数カ月の間で上級幹部がVMware社を離れるのは3人目となる。
同社の前COO、Rajiv Ramaswami氏は昨年末に退社し、わずか2日後にNutanix社の新CEOに就任した。その後、VMware社はRamaswami氏に対して訴訟を起こし、氏がVMware社の幹部たちと協力してVMware社の戦略を策定している間にNutanix社の上層部と「ひそかに会って」いたことは、VMware社に対する法的および契約上の義務に違反すると主張している。
また、今月初めには、VMware社はクラウド管理事業部門のGMであったVijay Singh氏を失った。氏は米Pure Storage社に移っている。
Intel社にとっては、かつての支配的な地位を徐々に蝕んできた、ますます強力になっていくライバル各社を相手に闘っている最中でのCEO交代だ。Intel社は経営幹部の変更について、VMware社のリーダーを雇用することは2020年の自社の財務実績とは無関係だと具体的にコメントしている。また、第四四半期の売上と1株当たり利益は直近の予測を上回るとの見通しを明らかにした。
https://www.sdxcentral.com/articles/news/vmware-ceo-pat-gelsinger-set-to-flee-for-intel/2021/01/

Dan Meyer is Executive Editor at SDxCentral, with a focus on Telecom, 5G, radio access networks (RAN), and edge networking. Dan has been covering the telecommunications space for more than 20 years. Prior to SDxCentral, Dan was Editor-In-Chief at RCR Wireless News. You can contact Dan directly at: dmeyer@sdxcentral.com, on Twitter at: @meyer_dan, or on LinkedIn at: dmeyertime.

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