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脳の健康維持と促進を目指した鳥取県智頭町様との取り組み

脳の健康維持と促進を目指した鳥取県智頭町様との取り組み

2023年10月21日に、鳥取県智頭町で「令和5年度ほのぼのフェスタ」が開催されました。町民の方々の健康維持を目的に開催された本イベントの中で、京セラみらいエンビジョンは智頭町企画課様と共同で、「智頭町企画課デジ脳コーナー」において、「健康シニアへの第一歩を踏み出そう」をテーマに健康脳測定会体験を実施しました。今回は、その模様をレポートします。

1.ほのぼのフェスタについて

鳥取県智頭町で行われた「ほのぼのフェスタ」は、智頭町保健・医療・福祉総合センター“ほのぼの”にある社会福祉協議会、役場福祉課、智頭病院、給食センターが共同で開催する年に一度のお祭りです。コロナ禍の影響で令和元年度以降開催が見送られていましたが、4年ぶりに開催されました。

ちづ保育園園児によるオープニングイベントやバザーなどお楽しみも多いイベントですが、町民の方々の健康維持を目的としており、病院の先生を招いての講演会、ミニ検診、医師や専門スタッフの方に薬や栄養のことなどについて相談できるコーナーも設けられました。

当日はあいにくの雨模様でしたが、250名もの来場者が集まり、イベントは大いに盛り上がりました。

 

2.智頭町企画課デジ脳コーナーについて

京セラみらいエンビジョンは、智頭町企画課様と一緒に「智頭町企画課デジ脳コーナー」の企画・運営を担当。「健康シニアへの第一歩を踏み出そう」をテーマに、健康脳測定会体験を実施しました。

ブースでは、簡易的な健康脳測定会、タブレットで脳トレアプリ『サウンドマインド』の実施、最新のVRを使った視覚追跡による『認知機能セルフチェッカー』等を設け、町民の方々に認知機能をチェックしていただきました。ブースには50名を超える方々がお越しになり、スタッフの説明を受けながら楽しく健康脳チェックをされていました。また、実施したアンケートと体力測定、認知機能チェックの結果は、その場で印刷しお渡ししました。

 

3.智頭町様と京セラみらいエンビジョンの取り組み

智頭町様と京セラみらいエンビジョンの出会いは3年前。智頭町様が第7次智頭町総合計画で掲げられている「一人ひとりの人生に寄り添えるまちへ」の実現に向け、令和2年度から、クラウドを使用したIP告知システム「しらせあい」を基軸とした、ICT技術を用いた防災、教育、医療介護、そして交通分野への利活用を進めています。今回ブースで体験いただいた脳トレアプリ「サウンドマインド」も、各個宅に設置されているIP告知端末に導入され、住民の皆さんにご活用いただけるようになっています。

智頭町企画課 松村様(写真左側)
「最先端技術を使った測定が来場者の目を引いていましたね!サウンドマインドや体力測定などをご自宅や拠点施設で習慣的にしていただけるよう引き続き取り組んでいきたいです」

智頭町企画課 西川様(写真右側)
「今回のイベントを通じて、家庭にあるアプリ活用周知ができたことと、VRゴーグルの反響が良かったこと、即時アウトプットができたことが良かったと思います」

 

4.京セラみらいエンビジョンの今後の取り組みについて

「悪天候にも関わらず多くの住民様が来場され、弊社ブースも非常に盛り上がり、やりがいのあったイベントでした。我々の取り組みは、地域住民様が日々の健康に対する意識を向上させることで、高齢者を含め地域全体を活性化させることができるものだと思っています。今後も役場様と一体的になり、住民様のより良い生活へ貢献して参ります」

京セラみらいエンビジョン プラットフォームサービス部 廣渡(写真左側)・北川(写真右側)

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