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災害時にも使えるインターネット環境を構築し、自然災害から住民を守る

災害時にも使えるインターネット環境を構築し、自然災害から住民を守る

8月30日に北海道勇払郡むかわ町にてむかわ町復興応援フェスタ2024が行われ、京セラみらいエンビジョンでは「みらいポール」や自動配送ロボットなどを出展しました。
(写真は、ヤマト運輸様と取り組む自動配送ロボットとヤマトグループのクロネコ・シロネコ)

むかわ町は2006年3月27日に穂別町・鵡川町が合併し、誕生しました。北海道の道央圏の南方に位置し、北海道の経済・文化の中心都市である札幌市や、空の玄関の千歳市、海の玄関である苫小牧市にも近く、日高・十勝方面への交通の要衝にあります。東西及び北部の三方が日高山脈系の外縁部に囲まれ、南部は太平洋に面し、全国でも屈指の清流度を誇る一級河川鵡川が南北に縦走し、海・山・川そして平地と多彩な自然環境に恵まれた町です。
近年、気候変動や予測できない地震など、全国各地で自然災害が発生しています。2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震を経験されているむかわ町では、「未来へつなぐ 創造的防災と地域復興へ」をテーマに、いつ起きてもおかしくない災害に備え、これまでの経験を振り返るとともに将来に向け、新たな地域防災・地域復興を期して、むかわ町復興応援フェスタ2024を開催しました。
むかわ町復興応援フェスタでは、むかわ町出身でノーベル化学賞を受賞された鈴木章氏からのビデオメッセージの上映や、鵡川中学校の取り組みとしてむかわ町立鵡川中学校3年生から防災学習の実践発表など、講演会や研究発表が行われました。また、防災グッズ・サービス展示&体験コーナーも設けられ、協賛団体が災害時に使うグッズや機器、災害対応車両等を出展いたしました。

▲むかわ町復興応援フェスタ2024宣伝パンフレット

京セラみらいエンビジョンからは、公衆無線設備や各種センサー、カメラ、街灯、サイネージ等を設置できるようにした多機能ポール「みらいポール」を出展しました。「みらいポール」は、公衆無線設備を搭載することで、平常時には誰でもインターネット環境に接続することが可能になります。また、バックアップ電源と衛星通信により、地震などの災害発生時においてもインターネット環境に接続することができるようになり、住民の安否確認や、災害情報の伝達による住民の避難行動を促します。

▲(左)京セラみらいエンビジョンの展示ブース  (右)ブースにて来場者へ「みらいポール」を説明

京セラみらいエンビジョンは「Data PlatformとNetwork Solutionを核に格差なく住み続けられるまちづくりに貢献するグローバルカンパニーを⽬指す」をビジョンに掲げ、住み続けられるまちづくりの課題である、「通信」「安全」「医療・介護」「教育」「交通・物流」「人口減少」「地域経済」の7分野の解決を目指しています。「みらいポール」の提供を通じて、「いつでも利用可能なネットワークの構築」を実現し、格差なく住み続けられるまちづくりに貢献していきます。

 

【関連リング】
むかわ町復興応援フェスタ2024
京セラみらいエンビジョン株式会社
「みらいポール」について

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