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文:Matt Kapko

Huawei社、クラウドコンピューティングに2億ドルを投入

Huawei社、クラウドコンピューティングに2億ドルを投入

Huawei社は19日(米国時間)、年次アナリストサミットの中で、企業や開発者により多くの機会を開発・提供するべく、今年はクラウドと汎用コンピューティングのエコシステムに2億ドルを投資していると発表した。

世界的なパンデミックの中で苦戦している同社は、18日には「サバイバル」と「欠点の修復」に主眼を置いていると述べており、将来の成長を促進する可能性のある分野にリソースを注ぎ続けている。

2015年に設立されたHuawei社の開発者プログラムは2019年9月、15億ドルの投資を向こう5年間で行うとして再び活性化された。当時、同プログラムには130万人の個人開発者と1万4000人以上の企業開発者が参加していると述べている。

Huawei社によれば、現在行っているクラウドコンピューティングへの投資により、世界の200万人の開発者のための新しいツールやリソースを育てるという。Huawei Cloudにはすでに1万社以上のコンサルティングパートナーと3500社以上の技術パートナーがいるとも述べた。

Huawei Cloudでは現在、クラウドベースのサービスを23のカテゴリーで210個以上提供しており、業界別ソリューションは190以上が利用可能だ。2019年の同社のコンピューティングデバイス出荷数は前年比8%増、Huaweiストレージの収益は39%増となり、12,000人以上の顧客に提供されたとしている。

同社はまた、37のイノベーションセンターを設立し、5,000以上のクラウドアプリケーションの開発を促進している。成果は業界や企業によって異なるが、従来の製造業では、コンピューティングパワーへ1ドルを投資すれば生産額を10ドル増加させることができると同社は述べている。

また、5Gへの取り組みについていくつかの最新情報を共有し、中国国内では現在までに20万台のMassive MIMO(Massive Multiple-Input, Multiple-Output)5G無線機を展開したと述べた。この数は2020年末までに国内で80万台に達し、340以上の都市でカバレッジを提供すると同社は予想している。

Huawei社によれば、一部の通信事業者は、ビデオサービス用の高速大容量モバイルブロードバンド(eMBB)でネットワークスライシングを利用できるようにしているという。2021年までには、超高信頼低遅延通信(URLLC)でのネットワークスライシングがIoTのユースケースで利用できるようになると同社は予想している。

Huawei Pours $200M Into Cloud Computing

Matt Kapko
Matt Kapko Senior Editor

SDxCentralのシニアエディター。5Gネットワークオペレータ、無線アクセスネットワークサプライヤ、通信事業者ソフトウェアベンダー、クラウドを担当している。彼はiPhoneの夜明け前からテクノロジーについて書いており、ソーシャルになる前からメディアをカバーしている。
連絡先: mkapko@sdxcentral.com または @mattkapko

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