セキュリティ
文:Tobias Mann

スペインの通信大手Telefónica、SASE戦略でフォーティネットと提携

スペインの通信大手Telefónica、SASE戦略でフォーティネットと提携

スペインに本社を置く通信大手のTelefonicaは18日、長年セキュリティで提携しているフォーティネットとの協業を拡大し、SD-WANおよびSASE(Secure Access Service Edge)機能を傘下のTelefonica Tech社から提供していくと発表した。

Telefonica Tech社によると、パンデミックによってハイブリッドかつ「クラウド中心の」ワークモデルがニューノーマルとなったという。Telefonica Tech社が提供する新サービス「flexWAN by Fortinet」は、フォーティネットが持つSD-WANおよびSASEセキュリティ機能を単一のマネージドサービスに統合したものだ。

Telefonicaによれば、この組み合わせにより、ユーザーが支社、自宅、あるいは遠隔地のいずれからログインしているかを問わず、セキュアな接続が可能になるという。

「ネットワークとセキュリティを融合したこの新サービスは、お客様のデジタルトランスフォーメーションやクラウドへの移行を迅速かつ安全に行うために不可欠なものです」。Telefonica Tech社のサイバーセキュリティ担当ディレクター、Hugo de los Santos氏は言う。

同サービスはまずスペインで提供を開始、近いうちに欧州と南米の各拠点に拡大する計画だ。

今回発表された新サービスの土台には、Telefonica Tech社とフォーティネットの6年近くに渡る協業関係がある。2016年初頭、Telefonica Tech社はフォーティネットの「Security Fabric」アーキテクチャを利用してマネージドセキュリティサービスを提供することを選んだ。2020年には再び提携を結び、セキュアなIT、運用技術、IoTデバイスで協業している。

https://www.sdxcentral.com/articles/news/telefonica-wraps-fortinet-into-sase-strategy/2021/10/

Tobias Mann
Tobias Mann Editor

Tobias Mann is an editor at SDxCentral covering the SD-WAN, SASE, and semiconductor industries. He can be reached at tmann@sdxcentral.com

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